桜の開花が昨年より一週間遅れたので野菜つくりものんびり構えていたが、4月に入り一気に気忙しくなってきた。
お彼岸の頃から、スコップで天地返しをした後、ミニ耕運機で再度耕起して土つくりを進めていたが、いよいよ元肥を鋤き込んで種蒔きや苗の移植の段取りになり、あ~今年もこの季節になったな~と、元気で平穏な生活をエンジョイできる境遇に、今年は殊更有り難さを感じる。
今年の元肥は例年と異なり、家庭生ゴミコンポストの他生米ぬか・鶏糞に牛糞を加えて堆肥有機質肥料中心にした。
特に家庭生ゴミコンポストの他、生米ぬか・鶏糞はこれまで使ったことがないのでその成果に興味津々で、収穫時が楽しみである。
難しい理論は抜きにして、今まで10年間の経験から、ナス・ピーマン・ゴーヤは思いっきり沢山元肥をやっておかないと秋になると収穫が激減するので、元肥と夏の追肥には気を配るようにしている。
逆にトマトやスイカは、元肥が多すぎると茎葉が茂りすぎてトマトの出来が良くないので、やり過ぎに注意している。
家庭菜の代表的な存在であるナスとトマト元肥について、
「ナスにはトマトの倍量の施肥」を目安にしている。
既に里芋、さつま芋苗取り用の種芋の植え付けを終わり、生姜・ヤーコンの植え付け準備中。
特にサツマイモは、苗を買うと1本(蔓)35~40円もするので、昨年の芋を保存しておいて種芋にして、ここ数年全て自賄である。
ほうれん草・春菊・春大根・ゴーヤの種蒔きを終えたが、最近の寒波で発芽が大分遅れそう。
ズッキーニの苗は、市場に出回る数が少ないのか、手に入れるチャンスを失うので2回に時期をずらしてポット播種をしている。(写真は発芽したズッキーニ、1ヵ月程後に2回目の播種予定)
本命のナス・トマト・ピーマン・キュウリは、何時でも園芸店から入手できるので、今月中旬ごろまでに植えつける予定である。
最近家庭菜園仲間の話題は、自給自足で安全な旬の味を好きなだけ食べることが出来る、スーパーで品切れになっても畑さえあればなんとかなる、日光の下で体を動かすので健康のためにもいい等々、もっぱら家庭菜園礼賛しきり。