我が家では今、雑草との闘い
「闘草」を、庭と菜園の2箇所で繰り広げている。
庭はもっぱら家内、菜園は私の主戦場。
先日新聞の書籍広告欄に、「
雑草と
楽しむ
庭づくり」というのが目についた。
表題のように雑草と上手に付き合うことが出来る人は、よほどの暇人か、庭の管理は人任せで趣味で雑草を愛でている人くらいだろう。
少なくとも我が家では、そんな余裕は微塵もない。
さつま芋の草取りと土寄せ作業(作業前と後)
炎天下での草取り作業は、中腰か腰を落とした格好での作業だから、日除けに麦藁帽子を被っていても2時間と続かない。5~10分おきに立ち上がり腰を伸ばし、水分補給をしながらの重労働になる。
雑草の勢いは昔から「雑草のように生きよう」と子供の教訓になるほど、強さ・したたかさが言い古されているように、一度でも庭や菜園で雑草の威力を体験された方なら、容易に想像できるだろう。
取っても取っても、次から次へと生えてくる。
2・3日かかりで一通り取り終わってホッとして振り返ると、もうそこには次の草が伸び始めている。
それ程したたかな雑草対策、これって言う妙手はない。ビニールシートで覆うマルチがあるがそれとて万全ではない。
ただ草の勢いに負けないよう、早目早めに根気よく抜き取るしかない。芽が出た直後に、根こそぎ退治すれば後は楽チンだが、あれこれ忙しい思いをしている私には、なかなか思うようにことは運ばない。
庭は、家内がこつこつ雑草を除去しながら、清掃管理してくれるので助かる。
最近、地表面を覆って地肌を隠す地被植物(ちひしょくぶつ、ground cover plants)、竜のひげ、イベリス、ガザニア、ジャーマンアイリス等々を植え、極力雑草が生える余地を狭めている。
菜園で苦戦している私に比べ、あまり労力を使わないで闘草の効果をあげている家内の戦略が一枚上手のようだ。
何はともあれ闘草戦士にならないよう、汗で出て行く以上の水分を補給しながら、今年も頑張ろう!