17日(土)、日本健康太極拳協会福岡県支部の研修会に参加した。

太極拳にも、いろんな流派があるが、私が教わっているのは「楊名時健康太極拳」である。
今回は、協会理事長自ら出向いて、全国的な組織活動の現状や基本動作の解説があり、その後実技指導が行われた。
現在この協会に加入している会員は、
凡そ1万人で、その70%が60歳以上の女性だという。加入の動機は健康と美容志向だと考えられるが、どうやらその効果は美容より健康の方が勝っているようだと、理事長は笑いながら話をしていた。
東京都のある自治体では、地域挙げて太極拳を似取り組んだ結果、地域の医療費が削減できているという。
個人的な事例では、80歳から太極拳を習い始め、92歳で師範の免許を取得して、現在98歳(私の聞き違いで96歳だったかも?)で後輩の指導を続けている現役の活躍ぶりが紹介された。
98歳で太極拳の指導現役とは、恐るべし、元々頑強な身体と精神の持ち主であるというべきか、それとも高齢になっても続けられるのが健康太極拳で尚且つ太極拳を続けることによって健康が維持できているというべきか・・・。 私は後者であって欲しいもだと考えた。
スポーツの世界で世界的に有名になるには、10年間で1万時間練習しなければ達成できないという考えがあるらしい。
10年間で1万時間というと、毎日2時間44分休みなく練習を10年間続けるという難行である。 我々にはそんなことが出来るわけもないので、毎日少しでも練習を続けることの大切さを肝に銘じておくべきことだろう。
“継続は力なり”と。