先日、インフルエンザ予防接種をすませた。
病院では、接種の前に問診表にいろいろ書かせると同時に、高齢者用にまとめた細かい注意事項等まとめた説明書を読まされる。
市の説明書によると、「インフルエンザ予防接種の有効性は世界的にも認められ、高齢者の発病防止や重篤化防止に有効であることが確認されている」と有効性を強調している。
65歳以上の高齢者等はインフルエンザにおけるハイリスク(高危険)群とよばれているようで、私もその中の一人だから、接種を受ける法律上の義務はないとは言え、社会的義務を伴うものだと思っている。
巷ではその効果が云々されている向きもあるが、私は自分の体を守るため必要だと判断しているので、その効果を云々するつもりは毛頭ない。
ただ1回接種にするか2回接種にするかについてであるが、1回より2回の方が予防効果を持つ抗体が作られる可能性が64%から94%に増えるという説もあるくらいだから、2回の接種の方が良いと考えるのが至当だろう。
私は昨年まで1回しか接種していない。でも発病しなかったから、その予防効果は十分とは言えないにしても、そこそこの効果があったと自分で納得しているので、今年も1回だけにするつもりだ。
ともあれ、インフルエンザに罹ってしまったら、自分が苦しむだけでなく、周りに迷惑をかけることになる。
予防接種したからといって油断することなく、インフルエンザウイルスを寄せ付けない体つくりに励むと共に、手洗い・うがいなどの予防対策にも心がけるようにしよう。
要は自分自身の体調管理に関することである。