2月10日、福岡空港の南西部に位置する仏頂山(869m)の頂上近くの
「難所が滝(724m)」の氷柱を見に行った。福岡に移り住んでから、今回が5度目。
この難所が滝、拙宅から登山口まで車で高速道路利用で約1時間で行ける便利な場所。
標高724mとそれ程高くないが、崖が北向きだから、寒波が押し寄せたときに玄界灘から吹き上げる冷たい風で気温が下がるため結氷するのだろう。
それだけに結氷期間は寒波襲来時に限られ、見事な氷柱を見る時期も限定される。
毎年、結氷時期にスケジュールを合わせることが出来なかったので、今年こそはとチャンスを伺っていたところ、今年2回目の寒波襲来、チャンスを逃したくなかったので急遽ボラティア活動を休み、独りで出かけることにした。
昭和の森駐車場に車を置き、9時過ぎに歩き始めたが、もう既に何人かの人が登り始めていた。
途中、思ったより雪は少ない。
滝まで1300mの標識の辺りから雪景色に変り、転ばぬ先の杖ならぬアイゼンを装着する。
後250mの地点の小氷柱は、少し小さめだった。もしかして今年の氷柱は小ぶりかも・・・がよぎる。
でも、難所が滝の氷柱は、これまで4回見た中では2番目の雄大さであったが、気温が上がり始めたせいか、氷柱の膨らみにいま一つ力強さを感じさせない。とは言っても、自然の造形美に圧倒される景観である。
しばらくぶりに700m台の山に登ったが、途中息が上がるようなこともなく、体力の衰えも感じることもなかった。多くの人たちが夫々仏頂山、三群山、宝満山へと足を延ばしていたので、体力には自信があったのでつられて登りたくなったが、久しぶりのことで足慣らしのつもりだったので、はやる心を抑えてここからゆっくり下山することにした。
爽快感を存分に味わって、結果オーライ!
難所が滝のアルバム