東中洲の灯

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博多の東中洲が一望できる那珂川沿いを歩いた。
何時ものとおり明るいネオンが不夜城を醸し出している。
ここだけは、節電!節電!の大合唱はどこ吹く風の別世界。

でも、不思議に違和感が湧かない。
じっと見つめていると、なぜか節電の意識は失せ、水面に映える景色が心地よく感じる。
“俺達は俺達の世界で懸命に頑張っているんだ!”と、声を張り上げているかのように、エネルギーが漲っているように思えてくる。
そうだ!やはり中洲は、こうでなくちゃ・・・と、エールを送りたい気持ちに変る。

みんなで知恵を出し合えば、計画停電も避けれるし、中洲の灯も消さなくて済む。そして博多の活力も・・・。
そこが日本人の底力なんだ・・・と勝手な思いをめぐらしながら、踵を返し古戦場?を後にした。
by matutaka31 | 2012-08-24 22:50 | Trackback | Comments(4)
Commented by hibochan at 2012-08-26 07:11 x
噂の中州歌にも唄われますが聞くだけ
つくばにも不夜城地区がありますが最近出かけたことなし
那珂川栃木那須山麓を水源に水戸市を流れ太平洋に流れます。
Commented by matutaka31 at 2012-08-27 14:29
最近中洲へ行く機会はめっきり減りましたが、昔ほどの元気はないようです。
社用族の減少でしょうか。
同じ名前の那珂川、水戸市を流れていますね。
Commented by dojyou38 at 2012-08-29 10:19
中州、お互いに古戦場ですね。
以前は元勤務先の大きなネオンも有りました。
最近は年に1~2度に減りました。

節電は出来るところですれば良いことと思います。
政府や電力会社の需給逼迫のプロパガンダは原発再稼動の伏線のように思われてなりません。
Commented by matutaka31 at 2012-08-29 23:48
dojyou38さんへ
今の電力需給の実態は、国民がその気になれば、原発ゼロでもやって行ける証だと思います。
今でも、まだまだ節電が可能だと思われるところがあるように思われます。
この機会を逃すことなく、原発依存から脱却すべきだと思います。
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