去年の春、福岡市東区「 恵光院」を訪れた時、境内の菩提樹は6月に綺麗な花が咲くという話を聞いていたので、今年こそその花を見てみたいと思っていた。
先日、ボランティア活動の後、仲間と 恵光院を尋ねてみた。同じ思いの人たちだろうか、境内の菩提樹の周りは大勢の見物目当てと思われる参詣客で賑わっていた。
菩提樹の花は丁度見頃だった。
初めて見る菩提樹の花、見事!の一言に尽きる。 なんとも言えない甘い香りが、辺り一面にたちこめて、安らかな雰囲気を醸し出している。
「菩提樹」とは ・・・Wikipedia:ウィキペディアから引用
中国原産の落葉高木。花期は6-7月頃で淡黄色の花を咲かせる。日本へは、臨済宗の開祖栄西が中国から持ち帰ったと伝えられ、各地の仏教寺院によく植えられている。
釈迦は菩提樹の下で悟りを開いたとして知られるが、釈迦の菩提樹は本種ではなくクワ科のインドボダイジュ(印度菩提樹)のことである。中国では熱帯産のインドボタイジュの生育には適さないため、葉の形が似ているシナノキ科の本種を菩提樹としたと言われる。
その花の香りは、どう表現したら分かりやすいかな?一緒に行った仲間との会話。
私 「菩提樹の花の香りは、どんな香りと言えばいいのかな?、表現が難しいね」
仲間 「そ~ね、良い香りね。・・・」
私 「それでは答にならないね・・・(^。^)」、「例えば・・・に似た香りとか~?」
仲間 「甘酸っぱい香りでもないし・・・兎に角良い香り」
「強いて言えば、気持ちが落ち着く香り・・・かな~(^。^)」
ちなみにネットで、「菩提樹の香り」を検索すると、「フローラルな香り」とある。
ところが、フローラルと一口に言っても、いろいろな香りがある。
香りの感じ方は、人によっても異なるし、花が咲く時間帯によっても異なる。午前中は香りがしないのもあるし、夕方になると匂う花もある。
それ程、香りを言葉で表現するのは難しい、ということか。