昨日5月3日、忙中閑といえば少々大袈裟だが、午前中菜園の作業を終えた後、仲間と「博多どんたく」を見物した。
福岡市で毎年5月3・4日繰り広げられる「博多どんたく」は、各地からおよそ200万人の観光客が訪れ、中心街はまつり一色に包まれる。
このどんたくまつりの始まりは、800年以上も昔「松囃子」と云われる伝統的なまつり。
そこで気になる「どんたく」の語源はと云えば、「オランダ語の「日曜」、「休日」を意味する「zondag」ゾンダッグに由来し、それがなまって「ドンタク」になったといわれている。
地下鉄天神駅に降り立つとホーム一杯に人があふれ、地上天神界隈は、人・人の波。
どんたくまつりの圧巻は、やはりパレード。呉服町から天神まで、何十組ものパレードが続く。
今年は数々のユルキャラが、沿道を埋め尽くした観客に愛嬌を振り回し、やんやの喝采を浴びながらパレードを盛上げていた。
沿道を埋め尽くした観光客の反応を見ていると、ユルキャラや独特のパフォーマンスを演じるグループに拍手が多く、反面、淡々と繰り返す踊りやしゃもじを叩いて行進するとりわけ特徴のないグループは、あまり人気がなかったようだ。
日向ひょっとこ踊り
どんたくまつりを盛り上げているのは、パレードだけではなく、街角に設けられ演舞台での催しが大きな役割を演じていることを一緒に行った仲間に教えられ、その面白さを始めて味わった。
小さい演舞台は客席が近く、出演者の表情が身近に見え、小気味よいテンポでく進む演舞は観客を飽きさせない。
どんたくまつりを楽しむには、パレードの合間に、演舞台のプログラムを見ながら好みの舞台を観て廻るのが一番だと思う。
来年からパレードはほどほどにして、演舞台での演芸を楽しむことにしよう。
子供が演じる「はかたニワカ」 博多弁を知らないと、さっぱり意味がわからない
まつりの間、6台の花バスが市内を運行される。夜間、通りの向こう側を走る電飾バスに運よく出会った。