今まで聞いたことがない「セイヨウ ニンジンボク」、なんとも変な名前である。
近くの内科医院の玄関脇に、樹の高さが5mくらいはありそうなセイヨウ ニンジンボクの花が、こんもり茂った枝の先に一杯咲いている。
昨日、ウォーキングの途中、見てきた。
濃い紫色の綺麗な花で、近寄るとかすかな芳香があり、通る人の目をひく。
咲き誇るセイヨウ ニンジンボクの花
手元の「四季の花辞典」や「花の辞典」で調べてみたが、そのような名前の花は見当たらない。どうやらあまりなじみのない花らしい。
早速ネットで検索したところ、れっきとした名前があった。
「セイヨウニンジンボク」
別名: イタリアニンジンボク 漢字表記: 西洋人参木
原産: 南ヨーロッパ 地中海沿岸地方
用途: 近年、観賞用に栽培される落葉低木。全体に特有な香気があり、葉・果実を利尿薬に、また感冒などにも用いる。 ・・・とあった。
それにしても「名前の由来」が、いま一つしっくりしないので、更に調べてみた。すると・・・
「 原産地がヨーロッパ原産なのでセイヨウ(西洋)の名を冠している。ニンジンボクの名前はこの植物の葉が手のひらを広げたような姿をしており、それがチョウセンニンジンの葉に似ており、更に草ではなく木なので「ボク(木)」が付きこの名前になった。」と言うことらしい。
紫色の花を紹介したついでに、我家の庭で今咲いている紫色(涼しげな)の花を紹介してみよう。
アガパンサスグリーンカーテン用に育てているアサガオ(2階の私の部屋の西側)
ビオラ