2005年3月20日午前10時53分、マグニチュード7の地震がおき、私が住む福岡市西区も、震度6弱の揺れを観測した。
福岡は地震が少ない地域だと言う常識を打ち破る、けた違いの地震で、1890気象庁が観測開始以来最大の地震となった。
近くの公園の花壇管理作業をしていた私は、ゴーッという地鳴りと共にドーンと突き上げるような縦揺れが来たと思った瞬間、激しい横揺れがして、フェンスにつかまり立っているのがやっとであった。
周りの直後の被害状況は、外見上大きな被害はないように思えたが、時間が経つにつれ個々の被害状況が明らかになりつつあるが、特に目立つ被害は家屋の損壊である。
最近の建築法による家屋は、外見上殆ど被害を受けていないように思えるが、日本建築独特の寄棟瓦葺屋根の損壊が特に目立つ。
中でも、最近建築した大形の家屋に損壊がひどいのは何故だろうか。
家具の被害は個々まちまちのようであるが、話を聞いていると、建具や収納方法によって、被害の差が出ているようにも思える。
これは日頃の地震に対する認識の差が一因であるとするならば、お互いに反省しなければならないことではなかろうか。
ここに掲げる写真は、私が住む町周辺の被害状況の一端と、直後の我が家の2階の状況である。
家屋の屋根の損壊状況
余震が繰り返し起きる中、紺碧の空の下、早くも翌朝修復作業が始まっていた
瓦葺屋根の家屋を改造したレストランの屋根落下した瓦の破片
我が家の寝室のテレビ
ベッドの上にのしかかっていた. もし夜中だったらと思うと、・・・
乱雑になったパソコン周り
あっちこっち気ままな状態で座っていた
土俵際に追い詰められたテレビ、プリンター、等 触れなば落ちん、・・・
階段に散乱する花瓶の破片
お暇でしたら、「松ちゃんの気ままなページ」も覗いてください。