自分のこれからの健康管理にはこれが最適な運動と、70才の時私なりの結論で始めた太極拳。
始めてもう10年になる。
でもこの10年間が決して長かったとは思わない。むしろアッと言う間に過ぎてしまったような気がする。
今では週2回(時には3回の時もある)の練習のための教室通いが、私の健康管理の妙薬みたいな存在で、今では余程のことがない限り、太極拳の練習を他の行事に優先させている。
それ程に太極拳は、私の健康になくてはならない運動になりきってしまっている。
楊名時健康太極拳24式を演舞中の私(中央)
それほどまでに惚れ込んだ太極拳の良さとは何か?
一言で言えば、
「免疫力の強化」と言いたい。
現代の医療は、発症した病気に対する「対症療法」だ。
私が目指しているのは、
「病気にならない体力作り」 なのだ。
太極拳は、ゆっくりした動きと腹式呼吸で、インナーマッスルの働きを活発にさせると同時に、免疫力を強化させる効果があることを、この10年間の練習で実感してきた。
先日10年目の節目の記念にと思って、昇段審査を受け、最高階位まで後一つのところまで上ることが出来た。
私が太極拳を始めた動機は、将来指導者として必要な資格を取得する目的ではなく、また人前で上手に演舞することでもなく、自分自身の健康管理のためである。
だから昇段(資格取得)審査を受けることには、あまりこだわってこなかった。
だからと言って、資格を無視しているわけでも、また資格取得を否定しているわけではない。
練習を重ねる過程で資格を取得するのは、練習へのモチベーションを高める有効な手段であることに違いなく、太極拳の効果を自ら実感するうえで、大変有効なステップであると思うから。
昇段を記念して太極拳仲間がパネルを作ってくれた。
「80才の記念に」
<健康であることが最高の幸せ>というメッセージが添えられている。
お陰で80歳になった今日、大病もせず元気に毎日、生き甲斐を感じながら楽しい人生を送ることができている。
太極拳とのお付き合いは、これからも体が動く間は、ズ~ッと続くことになろう。
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