佐賀県唐津市相知町 「見帰りの滝」
日本の滝100選に選ばれた「見帰りの滝」、 落差100m
梅雨に似合う花紫陽花で思い出すのは、数年前行ったことがある「見帰りの滝」。先日この滝と紫陽花を見たくて、仲間とJR筑肥線と唐津線を乗り継ぎ、唐津市相知町の 「見帰りの滝」を訪ねた。
出かける頃はしとしと降っていた雨も現地に着く頃は止み、天の神様に感謝しながら、辺り一面緑に包まれた滝と紫陽花見物を存分に楽しむことが出来た。
歩きやすく整備された遊歩道
滝つぼの側を、しぶきを浴びながら横切り川の対岸に渡る。川に沿って設えられた遊歩道を、覆いかぶさるように茂った紫陽花を眺めながら、ゆっくり川下に向って歩く。
この日は雨の予報だったせいか訪れる人も少なく、せせらぎの音だけが心地よく響き、自然の美しさに見惚れながら歩いていると、俗世間の煩わしさから解き放たれた静かな至福時が流れてゆく。
品種は少ないが、雨に濡れた濃い緑の葉っぱに包まれた紫陽花
ここには、よくある整備された紫陽花園特有の色とりどりの多品種の華やかさはないが、自然に育まれている紫陽花は、一味違った趣がある。
唯一整備された紫陽花園の一角
出かける前まで思い込んでいた
「見返りの滝」が現地に着くと
「見帰りのの滝」に。
振り返ってみたくなる「見返りの滝」ではなく何故「見帰り」になるのか、食事をした店のご主人に聞いた。
「見返りながら帰ったが、その見事さが忘れられず、再び観に帰ってきたくなる」の意をこめて、「見帰りの滝」になったとのこと。
そういえば私たちも、もう一度見たくなって帰ってきた、リピーターなんだ!
なるほど・・・と納得!。