梅雨の晴れ間は、本当に貴重。
この晴れ間を待ってするのは、主婦であれば洗濯、多くの人は散歩・散策といったアウトドアーの類だろう。
でも私にとって梅雨の晴れ間は、雨続きで、遅れ気味になっている菜園の農作業。
収穫時期が来ているのに雨続きで掘り起こせないままになっているジャガイモ、長雨で腐ってしまうのではないかと気をもみながら梅雨の晴れ間を待っていたが、やっと掘り起こせる晴れの日がやってきた。
まだ足下がジュクジュクしているが このチャンスを見逃すと本当にジャガイモが腐ってしまうかも知れない。
そんな不安がよぎり、半ば強引に掘り起こすことにした。
手前からダンシャク、キタアカリ、アンデスレッド、インカの目覚め
病虫害の発生もなく、全く農薬を使わないで、素人園芸にしてはまずまずの出来と自己満足。
今年作った4品種夫々の評価を、素人菜園愛好家なりに感じたまま書いてみよう。
作りやすさ:ダンシャク>キタアカリ>アンデスレッド>インカの目覚め
収量:ダンシャク=キタアカリ>アンデスレッド>インカの目覚め
(キタアカリは比較的大玉で粒揃い)
味:人夫々の好みがあり、料理の方法によって評価が異なるので、一概に評価できない。
甘味中心に感じたままでは、インカの目覚め>アンデスレッド>キタアカリ>ダンシャク
中身の色:黄色、インカの目覚め>アンデスレッド>キタアカリ
ダンシャクは白色
その外:表皮はインカの目覚めとアンデスレッドは、外に比べやや硬い。
市場ではいろんな品種が出回っているが、専業農家や加工業者は別として、自家消費に片手間で作る人や家庭で料理する人は、夫々の品種の特性をよく知っておく必要がありそうだ。
そんなジャガイモの世界だが、作り易さや料理の馴染みの点では、やはり長年わが国で親しまれたダンシャクに軍配が上りそう。
でも私は、いろんな品種を作って楽しむ趣味の菜園だから、作る楽しみ、食べる喜びを感じながら、これからもいろんな品種作って、その品種の特性を知る楽しみも味わうことにしよう。