8月は連日の猛暑に加えメディアも私の頭も、戦争・原爆のことを話題その話題で熱くなってしまう。
ところがここ2~3日雨が降り、ほっと一息!
それまでゆっくり庭を眺める気分になれなかったのに何気なく居間から庭を眺めると、窓の向こうに、自身の存在を顕示するかのように鮮やかな紫色の「ジュランタ」の花が咲いている。
垂れ下がる花茎に房状に紫の花が咲く、 緑の葉が雨にぬれて一層鮮やかに映る。
この「ジュランタ」(標準和名はハリマツリで、そのほかにタイワンレンギョウの別名がある)
熱帯アメリカ~ブラジル ・西インド諸島に分布する熱帯性花木で、30種知られているという。
花びらが白く縁取られているのは「タカラズカ」と云われ、日本ではこの種が多いという。
花が咲く時期は本によっては7~9月と書いてあるが、我が家では7月~11月と比較的長く咲くので、貴重な存在である。
一昨年挿し木した苗を、昨年仲間の家に養子に出した。
その苗が大切に育てられ、「こんなに立派になりました」と先日、挨拶がてらに写真で里帰りをした。
写真で里帰りをしたジュランタ「タカラズカ」
葉の緑色と縁どりの紫の花のコントラストも鮮やかで、大切に育てられている様子が伺える。
里親は、大好きな緑の葉と紫色の花に、毎日癒されています・・・とのコメントが。