昭和初期生まれの元サラリーマンにお馴染みの「チョンガー」は、もはや死語!
先日仲間と行った博多西中州の居酒屋での、若い店長との会話・・・
店長の奥さんは、お産のため里帰り中とのこと。
私 「では貴方は今、チョンガーだね。(^_^)」
店長:??・・・、「なんですか?、チョンガーって、なんのことですか?」と、真面目に。
私:??「えっ!、チョンガーって知らないの?うそだろう・・・」
店長:「知りません。聞いたことないです」
およよ!とばかり、若い女子店員に聞いても、「何それ?」って言う感じで、全く知らないと言う。
もう返す言葉がない!
「それってマジ?」と今の若者言葉で逆襲したかったが、すんなり口に出ない。
なんとも言いようのない、世代感覚のズレを感じた瞬間!
現職のころ、独身男性や単身赴任者を俗語で「チョンガー」と言ったものだが、・・・。
博多での単身赴任者は、「博多チョンガー」ハカチョン、
札幌ではサツチョン・・てな具合に。
時には出張して、「今夜、俺はチョンガーだよ」なんて言ったりもした。(^。^)
博多に出張で来て、中州で「あら~今夜はハカチョンね」と言われて、ちょっと浮いた気分になったり、・・・もうそんな微妙なやり取りはないらしい。
今はなんと、「フリー」と言うらしい。正に独り身そのもので、味も素っ気もない乾いた表現。
日本語独特の微妙なニュアンスを感じない。寂しいね。
折りしも新聞に「国語に関する世論調査」の結果が報じられていた。
一寸気になったので、チョンガーの語源をインターネットで調べてみた。
なんと元々は朝鮮語らしい。
それを戦前、何故か海軍が使っていたのが、一般に広がったとか。