暴風雪の中、歌舞伎の心を学びに

 1月24日(日)の九州市民大学16年1月講演は、15代片岡 仁左衛門 氏による「15代片岡 仁左衛門の芸とその心」だった。
 24日と言えば、なんと全国的な暴風雪注意報が出て、テレビでは、記録的な大寒波襲来だから、なるべく不急不要な外出は控えるようにアナウンスするほどの悪条件の日。
ここ九州北部の福岡も例外ではなかった。

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15代片岡 仁左衛門 氏のプロフィール
  (当日の資料より一部だけ転記させていただいた)

44年13世片岡 仁左衛門の3男として大阪に生まれる。
49年大阪の中座で「夏祭浪花鑑で初舞台
中 省略
98年1月15代15代片岡 仁左衛門を襲名
15年には人間国宝に認定



 講座は中止かと思いきや、講師も既に来福していて、決行とのこと。
 それでは行けねばなるまいと、多少の危険は覚悟のうえで、傘の骨が折れるほどの吹雪の中を、凍った道路で滑らないよう老骨に鞭打って出かけた。
 何と真面目な受講生だこと。001.gif

 それ程の「歌舞伎通か仁左衛門の熱狂的ファン」かと思われそうだが、実は歌舞伎を観た記憶がないくらいの歌舞伎オンチとして周りの人もあきれてしまうほどの無知・無関心人間。

 では何故、それ程悪意条件の中、危険を冒してまでも出かけるの?
 答えは単純。
 この市民大学の講座は、題目から想像もできないような意外性のある話が聴けるのが魅力だから。
 それに歌舞伎を全く知らない私でも、知識ゼロではちょっと恥ずかしい。少しはその心くらいは知っておきたい・・・そんな気持に加え、歌舞伎役者がどのような話をするのだろうかという興味みも手伝って・・・・
 
 玄界灘から吹き付ける風はめっぽう強い。風に弱いJR筑肥線のこと。  案の定、普通10~15分間隔運転が、30分おきの間引き運転に変更。
 行きはよい良いとしても、帰りは大丈夫か・・・そんな思いをしながら、天神の会場「シンフオニーホール」に着いた。
 私より少し歌舞伎通の仲間も、私より早く到着していた。私より大分熱心003.gif
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普段は大勢の人で賑う天神中央公園 人一人っ子居ない


 開始まで1時間以上ある。道中あまりにも寒かったので、温まるウドンを食べようと地下の食堂へ。
 5時を廻ると、やはり欲しくなるものがある・・・・そう オ・サ・ケ003.gif
 講座前と言うのに不謹慎きわまるけど、そこは大人の世界。熱燗で一杯だけ。

 なんとも云えぬご利益!霊験新たかなり。
 講義が始まると同時、気持ち良い睡魔が襲う。ちょっとまずい!
 必死にこらえる。

 講演は、KBCテレビの徳永玲子アナウンサーとの対談形式で進められた。
 感想を書くほどの知識もないので、ここでは遠慮しておこう。
 話の仕方、物腰の柔らかさ、笑顔を絶やさない明るさ・・は並の人ではないなと直感させられる 雰囲気を持つ人との印象を受け、流石に人間国宝ともなる人は違うな~と、感心すること一入。

 参加者は、いつもの半分にも満たないように思えた。
 でも講師の終わりの挨拶は素敵だった。
 曰く、「満席のお客さんより、今日のような悪天候の中、参加してくださった皆さんの方がありがたい」

 講師には申し訳ないが、私にとっては、行き帰りのどたばたが印象に残る市民大学ではあった。
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by matutaka31 | 2016-01-25 20:32 | Trackback | Comments(6)
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Commented by hibochsn at 2016-01-26 07:52 x
日本伝統の歌舞伎私には 理解できません
妻は 年一回新歌舞伎座訪れてるようですがお土産が楽しみのようです
雪のなかご苦労様でした
Commented by matutaka31 at 2016-01-26 23:06
hibochsn さんへ
我ながら、こんな雪の中、よう頑張るな~と思います。(^。^)
人生何事も挑戦!と馬鹿の一つ覚え見たなことをやっています。
歌舞伎通に言わせると、病み付きになるそうです。
Commented by taminamikawa1 at 2016-01-28 21:00
九州市民大学を受講されている学びの意欲と実践に拍手です。
歌舞伎は日本の伝統文化ですから、日本人として身につけたい教養ですね。言うは易く、行うは難しですが・・・。
Commented by matutaka31 at 2016-01-28 22:24
taminamikawa1 さんへ
歌舞伎の心について話を聞きましたが、それでも観に行こう
という気になりません。(^。^)
日本伝統行事なのに、それではいけないと思いますが・・・。
Commented by dojyou38 at 2016-01-29 10:05
猛吹雪のなかの受講、ご苦労様でした。
その精勤振りが仁左衛門さんに褒められましたね。
仁左衛門さんの爽やかな顔とスマートなスタイルが目に浮かびます。
私は博多座オープンからの会員で、初期の頃は歌舞伎は殆ど欠かさず観劇しました。
仁左衛門扮する忠臣蔵の大星由良之助などかすかに記憶に残ります。
Commented by matutaka31 at 2016-01-30 10:09
dojyou38 さんへ
博多座オープンからの会員でしたか。
本格的な歌舞伎ファンだとは、恐れ入ります。
仁左衛門さんの風貌は、人柄が滲み出ているように感じました。
機会があったら歌舞伎を鑑賞してみようと思っていますが、その前に
少し勉強しなくてはなりませんね。


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