我が家では もう十数年来、朝食の準備は私の仕事になっている。
その朝食の定番である味噌汁つくりに最近いささか凝っている、と言えば大袈裟だけど、毎朝作る味噌汁の味が、出汁だけでなく具材やその量によって微妙に変化する。
長年味噌汁を作り続ける主婦の方々にとっては当たり前のことであっても、手探りで勝手流の味噌汁を作る私には、あれこれ作り方を試しながら、どのようにすれば美味しい味噌汁が出来るか工夫する面白さがある。
でも最近ややマンネリになっていることに気が付いている。
その私の味噌汁に、ある変化が起きた。
それはヨーグルト入り味噌汁!
仲間にその話をしたところ、え~!と、信じられないと言わんばかりの驚きよう
暖かい味噌汁に、冷えた食感を味わうヨーグルトをいれるなんて、考えられない・・・と。
驚くのは無理もない。
正直私もそのことを知ったとき、ほんとかな?と思ったから。
ところが 実際に試してみると、本当に美味しい
味噌とヨーグルトの奇妙な組み合わせが、今までに味わったことがない絶妙な味噌汁の味を醸し出すのだ。
味噌だけの時と違って、塩分の舌触りが薄らぎ、ほのかに酸味が加わり、味がまろやかになり、いつまでも口の中に美味しさが残る。 口当たりがよくて、後味がいい。
なんでヨーグルトを?と思われるかもしれないが、実は私の発想ではない。
あまりテレビを見ない私がある日、何気なくテレビを見ていたとき、(番組名もその内容も忘れたが) 味噌汁にヨーグルトを入れると美味しい!という話題が目に入った。
最近味噌汁の味付けに、マンネリを感じていたときだったので、その話題が頭にすーと入り込んできた。
味噌とヨーグルトは同じ発酵食品で相性がいいという触れ込みだった。
作り方は特別なものはない。
いつもより味噌の量を減らし(私は3割程度減らし)て出来あがった味噌汁に、味噌汁碗1杯相当分にプレーンヨーグルトを小さじ山盛り1杯入れるだけ。
プレーンヨーグルトの量は、好みで増減。
塩分控えめ、栄養豊富、腸に優しい、そのうえ美味しいと、良いことづくめである。
少しでも体にいいことであれば、あれこれ難しく考えるより、美味しく食べられことを良しとするのが私流。
私がその日の味噌汁の出来具合を味わう方法は、他の食べ物を口に入れる前に、一番先に味噌汁を一口飲む。その味でその日の味噌汁の出来具合を、私なりに判定する。他のものを食べた後では、本当の味噌汁の味が分からなくなってしまうから。
美味しいと感じたときは、黙ってよしと内心納得する(^◇^)
たかが味噌汁!されど私にとっては一日のスタートとなる大切なエネルギー源!納得のいく味噌汁の味を求めているのだが、果たしていつまで続くのかな???・・・。
お・わ・り