今年はすっきり晴れ上がる秋空が少ないけど、たまの晴れ間を選んでぶらり出かけられるのは、高齢者に与えられた人生のご褒美と思うと、楽しさも一入。時には仲間を誘って、そして時には一人で散歩がてらにぶらりと出かけて、深まる秋を楽しむ今日この頃。
遠くまで出かけるまでもなく、一歩踏み出すともうそこには、秋だな~と実感させられる光景が視界に飛び込んでくる。 ボヤーっとしていると見落としそうな身近なところで、視線をちょっと変えるだけで、日に日に深まる秋を感じることが出来る。
日ごろウォーキングコースにしているJR周船寺駅界隈、そこには「周船寺市民ふれあい広場」のコスモス畑が広がる。天気のいい日は畑の中に設えられた細い道を、花を愛でながら散策する市民の姿が絶えない。
「周船寺市民ふれあい広場」のコスモス
振り返るとそこには、「稲の掛け干し」が。急速に都市化が進むこの地区ならではの光景で稲の掛け干しとマンションのコントラストがそのことを物語る。
稲の掛け干し
日ごろあまり手入れをしない我が家の庭にも、うれしいことに世間並みに秋が訪れていた。自然の恵みに感謝!
早生温州ミカンが、そろそろ食べごろに
庭の片隅でツワブキの花も、控えめに。 でも存在をアピールするかのように
うっかりすると踏みつけそうになる「カタバミ」もしっかりアピール
(オキザリス・ボーウィー) [花片喰]
このハナカタバミはカタバミの仲間であるが、秋に咲き、花の色がピンクであることもあり、普段見かけるカタバミと違って好まれる。
遠くからその存在をアピールするかのような強烈な香りの金木犀より、近寄るとほのかな芳香が漂う控えめな、このヒイラギ木犀が好き。
ヒイラギと銀木犀の交雑種 ヒイラギ木犀の白い花
11月になるとそろそろ紅葉の便りが届く。
既に高地では紅葉が始まっているころで、日を追って紅葉前線は山を下りてくるだろう。
ボランティア活動も一段落!今年はどこの紅葉を訪ねようかな~。そんなことを考えるのも楽しい!
お・わ・り