私の家庭菜園では今、台風や害虫の攻撃を何とか凌ぎ、市場の高値をよそに毎日、採りたての新鮮な野菜が収穫出来ている。出来の良し悪しは別にして、スーパーで買ってくるトマト・キュウリ・オクラなど季節外れのハウス栽培品種や特産品以外の、白菜、レタス、大根、かぶ等の野菜はほとんど自給出来ている。
また、今収穫中の野菜とは別に、今成長中の野菜は、間もなく収穫できる2回目播種のミズナ・ほうれん草・大根・ニンジンの外、来春収穫する玉ねぎ、にんにく、グリーンピース、スナップエンドウ、空豆、高菜そして初めてのビーツがある。
収穫間近の水菜
中でも今年初めて植えたのが、ビーツ(ビート: beet)。
商品名には「あま~いサラダビーツ」とか「色付けビート 色つけかぶ」などの表示がある。たまたまテレビを見ていて、このビートにはリン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄、カルシウムなどの栄養成分が豊富に含まれていて
、「血圧の高い人におすすめ」との触れ込みだったので、初めてだったが作ってみる気になったという次第。(右の写真は、種子袋のデザイン)
触れ込みほどの効果があるかどうかは判らないが、体に良いというのであれば、畑の空いているところに種を播いて育てればいいのだから、早速種子を買ってきて播いてみた。 播種したのが適期より少し遅い11月になっていたので、果たしてうまくいくかわからないが、何はともあれ楽しみが一つ増えた。
ところでこの「ビーツ」なるもの、商品名に「ビート」とあったので、果たして新顔だろうかちょっと気になったので調べてみた。表示が「甘いサラダ大根」であることから、どうやら昭和30年代に栽培された「砂糖ダイコン」「甜菜」と呼ばれたビートと同じ種ではないのだろうかと思ったりしているが、どうやら同じ仲間だけど別品種らしい。スーパーなどではあまり見かけないようだから、生育具合や食感を注意深く観察してみることにしよう。
まだ生育中の野菜の一部(手前からスナックエンドウ、玉ねぎ、大根、その奥は玉ねぎ) さて寒さが一段と厳しくなった昨今、これまで常に雑草伸びの勢いに草取り作業が追い付けず苦戦を強いられてきたが、このところ雑草の伸びもやや鈍ってきたので、草取り作業の能率が雑草の伸びを上回り、少し戦況が逆転してきた。(^◇^)
雑草の伸びが鈍化したので、草が小さいうちに除去する余裕が出て、負われる立場より追う立場に逆転した格好。
このまま一日天日干しをして、桶がないのでプラスチック容器に漬け込む 今日4個の白菜を収穫し、白菜漬けを仕込んだ。まもなく白菜の漬物が食卓に上る。
今年の白菜は、いつもより結球が緩い感じがするが、気候の影響だろうか。
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