今日のウォーキングは、実りの秋を実感したくなって、糸島市の方に向かって田んぼに囲まれた農道を歩いた。
周りでは早期米の収穫はすでに終わり、普通作の刈り取りが進んでいたが、相次ぐ台風の襲来にも耐えた黄金のじゅうたんの風景が見られた。
作られている米は、福岡県産米「めし丸元気つくし」だろうか、それとも「夢つくし」だろうか。
最近のお米は、本当においしくなった。外出するときの食事はもっぱら和食で、お米ご飯の美味しい行きつけのお店に足が向いてしまう。
住宅地の庭には、熟した柿が鈴なりに生っていた。
渋柿か甘柿かわからないが、とる人もないのか枝先で熟しているようだった。
子供のころ柿の木に登って、もぎ取った柿をそのまま皮ごと食べていたころを懐かしく思い出した。今の子供たちは柿の木に登るようなことはないようだが、私たちの子供のころは木に登るのがごく自然だった。
柿の木の枝は折れやすいので、細い枝には足をかけないよう、親によく注意されたことを思いだす。
住宅地の通りに桜の落ち葉が散らばっていた。
ここにも秋が感じられたが、少し寂しさも感じる。
最近耳にしないが「ぬれ落ち葉族」なる言葉がはやった時期がある。
ちょうど私たちが定年に差し掛かるころだったと思うが、最近はもう、死語になったのだろうか。
我が家の早生温州ミカンもだいぶ色づいてきた。
ウォーキングから帰って、試しに一個食べてみた。
もう甘すっぱいミカンの味がする。11月になると食べごろになるだろう。たのしみ!
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