先週土曜日、PC勉強会の帰り道、天神の本屋に立ち寄った。
話題の「鈍感力」を買おうと思って。
ところが、丸善、ジュンク堂、金文堂と3軒とも何れも売り切れ。
そんなに人気のある本なのかと思うと、年甲斐もなく、無い物ねだりの心境で、なんだか無性に読みたくなるから不思議なものだ。
でも、“無いものはないのだ”と諦めて帰ったが、なぜかこの「鈍感」の二文字に惹かれて、やはり読んで見たいと思いながらも、雑用に追われて本屋に出かける暇が無かった。
今日午前中に、ボランテイア活動会員募集のチラシを仕上げた後、無くてもともとと思いながら近くの本屋に出かけてみた。
探すのは面倒だから、いきなりカウンターで「鈍感力」はありますかと聞いたところ、「入ったばかりです」と嬉しい返事。
諦めたままにしていたら、今でも買い損ねたに違いない。
犬も歩けば・・・である。
お金を出して買ったのに、なにか得をしたように感じるから不思議なものだ。
一気に読んでみたが、結構面白い!
でも、自分が70年も長生きしてきた中で実感していることが書いてあるようで、30年前にこの本を読んでいたなら、もしかしたら自分の人生が変わっていたかも?
鈍感力をうんと養い、仮に100歳まで生きるのを100点とすれば、自分は何点取れるだろうか・・・てなことを考えると、これからの生き甲斐がまた増幅しそうである。
今からでも遅くはない。
もっともっと鈍感力を養い、せいぜい楽しみながら長生きしたいものだ。(^。^)