1月10日、晴れ、今日庭先の八朔を収穫した。
大きさ色つやともに、我ながら立派な出来だと思う。
間もなく店頭に並ぶであろう八朔に負けない立派な八朔だ。

もう何年も八朔を収穫している方は、たかが八朔1本分の収穫じゃないかと思われるかもしれないが、庭先に接ぎ苗を植えてからもう7~8年、今か今かと待ちわびた後の本格的な初収穫だから、嬉しさも一入で、我が家にとって記念すべきことなのだ。
昨年12月、この大切な収穫物をなんとか美味しく食べたいと思い、その収穫時期と保存方法をMLでお尋ねしたところ、メンバーの中に八朔を作っている方は少ないとみえて、3名の方から親切に教えていただいた。
3名の方の共通した方法は、甘夏と違い、12月~1月に収穫した後、しばらく新聞紙等で包んで保存した後食べると美味しい、と言うことであったが栽培されている場所の違いもあって、収穫時期は夫々異なる内容であった。
そのため、福岡市花畑園芸公園の「園芸相談」窓口に、福岡市在住であることを前提に問い合わせたところ、次のようなお答えをいただいた。
収穫時期:1月10日前後の天気のいい日
保存方法:収穫後風通しのいい日陰で、1週間~10日間そのまま保存した後、一個一個を新聞紙で包んでダンボールに入れて2週間以上保存する。
そうすれば、酸い味がとれ、美味しい八朔がいただけるという。
ちなみに、甘夏は3月以降に収穫して、そのまま食べて美味しいという。
今日収穫した八朔は、この方法を忠実に守ってみることにする。
2月はじめには、きっと何処の産地にも負けない美味しい八朔が味わえるに違いない。
自然との触れ合いを楽しむだけでなく、その自然の恵みに対する感謝の気持を忘れてはならないことを、改めて肝に銘じた一日であった。