庭に植えた皇帝ダリアが今年も順調に成長している。
このまま自然に伸びるがままにしておくと、背丈が高くなり始末が悪くなるので、私は必ずこの時期に摘心をすることにしている。
芯を止めると、背丈をある程度低く抑えることが出来るうえに、側枝の数が増えて花の数も増えるので、一石二鳥の効果がある。
1回目の摘心で3~4本の側枝が伸び、その伸びた枝先をもう一度摘心すると、そこから更に2~3本の枝が伸びるので、1本の茎から6~8本の枝が伸び、将に名前のとおり豪華な皇帝ダリアに成長していくのである。
私は、摘心する位置は細いところ(先端部分)を選び、雨の日は避けてなるべく晴れた日にするようにしている。先端の細い場所だと切断した部分の乾燥が速いが、茎が大きくなった部分を摘心すると、茎の空洞部分に雨水が溜まり、腐敗して枯れる場合があるからだ。
背丈をある程度低く抑えると言っても、それでも3m以上伸びるので、勿論頑丈な支柱は必要である。
昨年の古い株から出た今年の新芽で、勢いが良い。 1回目の摘心で、既に5本の側枝が伸びている。
今年育てた新しい苗。1回目の摘心で、4本の側枝が覗いている。