日本では温室でしか咲かないと言われる「プルメリア」が、我が家の居間で咲いた。もう数年前だったと思うが、娘がハワイマラソンに一般参加したとき、土産にこの花の枝を持ち帰ったものである。
枝を挿し木した翌年夏一度咲いたきりで、枝は伸びるけど、その後花はどうしても咲かなかった。その後、もうかれこれ4・5年になるが、今年思いがけなく、3本の枝のうち1本に蕾が出て、10月初めから一輪また一輪と咲いている。花はやや小さめだが、純白の花びらはプルメリアの特質そのままで芳香を放っている。
樹勢は年々大きくなってきたが、熱帯原産の花だから常温で咲くのは無理だと思っていた。でも、娘のハワイマラソンの思い出の花だから大事に育ててきた甲斐があったと言うものだ。
プルメリア
学名:Plumeria(キョウチクトウ科プルメリア属の総称) 花期:夏
茎は多肉質で折れやすく,白色の乳液を分泌する。花に芳香があり,ハワイやタヒチではレイに使われる。 熱帯では四季咲きであるが,日本では温室で栽培され夏に花をつける。