熟れていないトマトを強制的に熟させる

 完熟間際の露地栽培トマトにとって大敵は、「雨」
 もう少し熟れてから収穫すると、もっとおいしくなる。 そう思いいながらのんびりしていると、気まぐれな雨に遭って、程よく色ついたトマトは、あっと言う間にひび割れしてしまう。
 そのままにしておくと、割れたところから腐って、手塩にかけて育てたトマトが、あえなく食べ物にならなくなってしまう。
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 そんな悲劇を救ってくれる朗報が舞い込んだ。
 ブログ友tenpai8さんが、近くの八百屋さんから教わったという「未熟トマトを一日冷蔵保管をして、庫外に出せば即座に完熟する」 というプロの秘伝。
 
 早速、雨に遭うとひび割れしそうな、十分熟れていないトマトをポリ袋包んで一昼夜冷蔵庫に保管して挑戦!。
 翌日取り出し1日室内に置いて色の付き具合をみた。
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菜園から収穫した未完熟のフルーツトマト

 
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ひび割れもせず、かなり色が濃くなった。味は変わらない。


その結果は、写真で見るとおり、かなりの熟成効果が見られる。ヘタの緑もそのままで新鮮そのもの!
 八百屋に並んでいるトマトに、この種のトマトがあろうとはつゆ知らず・・・。

 今年はもうトマトのシーズンは終わった。でも思わぬ知識を得た。
来年は、天気予報を睨みながら雨の前に収穫して、おいしいトマトを一杯頂くことにしよう。ヽ(^。^)ノ
# by matutaka31 | 2015-09-09 09:52 | 思いのまま | Trackback | Comments(8)

太宰府 光明禅寺から九州国立博物館

 先日仲間と、九州国立博物館で開かれている「大英博物館展」へ。
 
 つい先日までの暑さが嘘のような涼しさを感じる天気だった。
 博物館に行く途中一服の涼を求めて、太宰府天満宮の入り口に近い「光明禅寺」を訪ねた。
 お寺の入り口にある説明版によると、「約700年前に創建された天満宮結縁寺」とある。
 本堂の裏庭は、有名な「一滴海の庭」 と言われる枯山水の庭がある。

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青苔と白砂、緑豊なもみじの調和が静かな雰囲気を醸し出している


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雨上がりの弱い光を受けて、まぶしいほどのもみじ


 天満宮に至る仲見世通りと境内は大勢の外国人で騒々しい雰囲気に包まれているが、一歩境内に足を踏み入れると、もう自然に包まれた静かな別世界がある。
 ツクツクボウシの鳴き声が聞こえるほかは、周りの雑踏が嘘のように静かで、訪れた人の会話もほとんど気にならない。
 
 一人あるいは二人連れが、静かに枯山水の景色に見入っている。しかも意外なことに若者たちである。 
 今の若者にもこうゆう一面があるのかと、認識を新たにした。

 目的の九州国立博物館は、「大英博物館展」開催中。 大英博物館には現在、700万点があるという。その中から選ばれた100点が展示されていた。
 
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展示室入り口

 館内は、会期末が近いこともあってやや混雑していた。
 説明を一々読むのは大変だと思ったので、「音声ガイドのイヤホーン」(500円プラス消費税)を初めて借りた。
 お陰で、人類の歴史の大筋を理解できた。
 
 博物舘で人類の歴史に触れ、一時的とは言え、別世界に浸ることが出来たのもつかの間、博物館を出て天満宮の境内に戻ると、もうそこは日本かと疑いたくなるように外国人ばかりの現実が・・・。

 日本らしさを感じない雰囲気を避けて歩くと、「天然記念物の大楠」に出会った。
  再び日本らしさに触れて、ホッと一息。

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樹齢1000年とも1500年と言われる大楠 根回20m 樹高39m

 
 
# by matutaka31 | 2015-09-05 10:56 | 思いのまま | Trackback | Comments(4)

日本一周ウォーキング いよいよ最終章

 インターネットバーチャル「日本一周、8月末現在佐賀県鹿島市から長崎県諫早市を目指している。
 2010年11月福岡をスタートして、これまで歩いた距離は8,721km。 日本一周8,955kmの97%を歩いたことになる。

 さて8月に歩いた距離は、146km。一日平均4.7kmで、目標の5kmにわずか届かなかった。
 理由は、暑さに負けた!の一言。

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 ゴールの福岡まで残り234kmになった。
 インターネットバーチャル「日本一周も、いよいよ最終章!
 今までのペースで歩き続けると、ゴールは10月20日前後だろう。
 何かの事情があっても、10月20日~10月末の間にはゴールしたいと思っている。

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 この辺の海岸は「竹崎かに」や「ムツゴロウ」、「タイラギ」など海の幸が有名だが、食いしん坊の私には珍しく、この内どれも食べた記憶がない。
 日頃、玄界灘のおいしい魚介類の味に馴染んでいるためだろうか。

 さて、佐賀県の有明海沿岸と長崎県諫早市と言えば、日本中で知らない人はいないと思われるほど有名な「諫早湾潮受け堤防」 がある。
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向かって右側が諫早湾干拓地、左側が有明海 正面に見えるのが雲仙普賢岳

 もう何年もの間、有明漁民と行政との間で、堤防の水門を開ける開けないの論争が続いている場所である。
 5年前この地を訪れたことがあるが、延長約7kmの堤防道路に立つと、さすがに大規模干拓事業である実感がわいてくる。
 「有明海と諫早湾を肉眼で眺めただけでは、堤防を挟んで海の色が違うのがわかる程度で、双方の対立の原点は何一つ見えてこない。」これが5年前訪れたときの印象である。
# by matutaka31 | 2015-09-02 18:08 | Trackback | Comments(6)

蓮の花に癒される

 昨日、被爆者の会の不定期発行新聞(折鶴会だより)の編集(校正)に続きホームページの更新で、4時間近く活字とにらめっこのボランティア作業が続いた。
 作業を続ける意欲はあっても、酸素不足になった老脳が“この辺りが潮時だ”とシグナルを送るので、さっさと作業を止めて帰ることに。

 帰り道、天神に出るため最寄路線のバスに乗ったのものの、脳に命じられるまま、福岡城址の堀に咲く蓮の花を見たくなって堀端の停留所でバスを降りた。

 小雨そぼ降る中、堀端を蓮の花を眺めながらのんびり歩くうち、透けるようなピンク色の蓮の花に脳も体も癒されていく。緊張の後の安らぎを実感!
やはり私は、自然と無縁の環境では生きられない動物のようだ。

 堀に咲いていた蓮の花
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透けるようなピンク色の花びらがまぶしい


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今にも弾けそうな・・・


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“ちょっとどいておくれよ”と言いたげな・・・、窮屈そうだけど控えめに


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子孫を残す大役を終えた安堵感?が・・・

# by matutaka31 | 2015-08-30 09:20 | 思いのまま | Trackback | Comments(6)

台風15号の爪あと

 台風15号は8月25日、熊本に上陸、その後福岡を縦断するように北上し日本海に抜けた。
 我家や周辺の家屋では大きな被害は見当たらなかったが、大切な家庭菜園はかなりの被害を被ってしまった。
 事前に支柱の補強等可能な限りの台風対策は施していたが、台風が近づくにつれ直撃は避けられない状況になった時点で、ある程度の被害は避けられないと覚悟していた。
 予想していたこととは言え、小規模な家庭菜園でさえこれほどの被害を受けるのだから、自然の脅威にさらされる農業の厳しさを、改めて痛感させられる。

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略90度近く横倒しになったゴーヤの棚


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固定していた紐が切れてしまったナスの枝
強剪定の時期が来ているので、この際倒れた枝を切ってしまう


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支柱ごとなぎ倒されたオクラ


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伸びた枝が絡み合っているフルーツトマト
支柱はしっかりしているので、このまま回復を待つことに。


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このところ降ったり照ったり、機構が不安定なため割れてしまったフルーツトマト
こうなると味が落ち、食べ物にならないので放置する羽目に。

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葉が吹きちぎられ、スマートになってしまった黒豆
風に弱い黒豆だから、念入りに補ていしていたが・・・。


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何とか持ちこたえているヤーコンと後方の里芋

# by matutaka31 | 2015-08-26 09:53 | 思いのまま | Trackback | Comments(10)